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フラット&サプライズ。

 

それは、デジタルサイネージであなたのお店のメディアを創るキーワードです。

 

普段見ているTVのチャンネルについて思い浮かべてみてください。

 

すぐにどんなチャンネルが好きか答えられます?

 

あなたが思いつくチャンネルはどれも、その放送局のカラーや特徴があるものではないかと思います。

 

TV局の地上波放送網の場合、それぞれ非常に幅広く、多様な属性のターゲットに向けた番組を各社の色を出しつつ放送してますね。ケーブルTVの場合、例えば動物番組好きの人をターゲットにするなど、かなりしぼられた属性向けのものになりますね。ケーブルTVは、好きなチャンネルとして思い出しやすい傾向があると言えるでしょう。(MTVやANIMAL PLANET、CNNなど)

 

チャンネルのトーンに特徴があると、人々の記憶に刷り込まれるため意識しているかしてないかにかかわらず、思い出しやすくなります。

 

私たちは物事を見た瞬間にそれがどういうものであるかが即座にわかるものを好む傾向にあります。それは予定調和である意味フラットな方が快適で落ち着くからです。

 

仮に今、目の前のビデオスクリーンに完全にランダムにトーンの違うコンテンツが流れているとします。最初、あなたは興味を覚えるかもしれません。でも、すぐに見るのに疲れてしまうでしょう。それは時には不快、もしくはイライラさえ感じるのではないでしょうか。私たちの脳の中では、見るコンテンツのトーンがバラバラでうるさすぎると、ただのノイズになり、私たちの興味関心は他のどこかに移ってしまいます。

 

明らかに最初に述べたトーンのあったチャンネルのコンテンツの方がよいはずです。そしてそれは、無意識的にすばやく頭に入ってくるでしょう。

 

しかし、あまりにも意外性がなく同じトーンばかりだと、退屈に感じてしまうのも事実で、その場合もただのノイズにしか感じなくなるでしょう。

 

私たちが興味関心を頂き続けるには適度な刺激や、驚きを必要としているのです。

 

そうです。フラット&サプライズです。

 

このことはメディアを作る時、視聴者を飽きさせないために、非常に重要なポイントなのです。

 

しかしながら、“適度”というのが重要で、あまり刺激や驚きが強すぎると逆に視聴者は離れて行ってしまいます。

 

お店のメディアで放映するコンテンツをどうするかについてどんなに考えるとき、私たちは、前述の一見当たり前のことと思えるこのルールに従う必要があります。

 

統一したトーンのコンテンツをもったメディアチャンネルとして、お店のメディアの視聴者に認識されることが大切なのです。しばしば、ルーツを外れて変化のあるコンテンツを入れながらです。

 

ぜひ、フラット&サプライズを実行してみてください。

 

そうすれば、あなたのお店のメディアの視聴者は見ていて快適だし、今見ているコンテンツから次のコンテンツに変わるまで、どれだけの情報があったかをちゃんと理解するはずです。